「瓜を破る」7巻のあらすじと感想【ネタバレあり】

コミックシーモアのランキングでいつも上位にいるこの作品、気になっている人は多いのではないでしょうか?

「瓜を破る」は30代なのに未だ処女であることがコンプレックスの主人公・香坂まい子が、社会で悩みながら行動し成長していくお話です。

まい子以外の人物にフォーカスしたエピソードも、誰もが心当たりがありそうなリアルなストーリーばかり!
「わかる!」「あるある~!」満載だけどグッと心に刺さるシーンもある読み応えある作品です。

完結はしておらず、最新話は週刊漫画TIMESにて連載中!
ドラマ化も決定した注目の女性マンガ。

この記事では、そんな「瓜を破る」7巻のあらすじと感想を紹介します。

この漫画は次のような人におすすめです
  • 20~30代のOL
  • 大人だけどピュアな恋愛模様が見たい人
  • 人間観察が好きな人
  • ファンタジーよりドキュメンタリー派の人

立ち読み無料のサイトもあるので、気になったら試しに読んでみてくださいね。

瓜を破る 7巻【電子書籍】[ 板倉梓 ]
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「瓜を破る」7巻 作品情報

まずは基本情報です。
作者の板倉梓さんのX(元Twitter)では、メイキングやこぼれ話が見られるかも?

  • 作者:板倉梓
  • 発売日:2023年5月16日
  • 出版社:芳文社
  • 雑誌・レーベル:週刊漫画TIMES / ラバココミックス
  • ジャンル:女性マンガ

外見至上主義(ルッキズム)は良くないって言うけど…重くのしかかるコンプレックス。実家暮らしで26歳の派遣社員、小平。個性派ファッションに身を包み、自虐的な物言いが癖になっている。他人に対してシニカルな分析をしつつ、自分の立ち位置も「わきまえている」彼女だが…。理想と現実の大きな落差を恨めしく見つめながら、それでも前を向く現代の冒険譚。

出典:瓜を破る│漫画の殿堂・芳文社

注意 ここから先はネタバレも含まれるので未読の方はご注意ください。

鍵谷とまい子の話

初めて体を重ねてから一夜明け今日はどのように過ごすか話すうちに甘い雰囲気になった鍵谷とまい子。

ぎこちなくも甘い恋人編、スタートです!

【ネタバレ】…今日はここにいたいです

どこかに出かけようと準備をしたものの、愛しさ余ってやっぱり家で過ごすことにした鍵谷とまい子。

昨晩よりも落ち着いて肌を重ね合いますがやはり次第に恥ずかしさ増し、余裕がなくなってきます。
まい子は昨晩より痛みはない様子。

終わってからは疲れて2人で夕方まで寝てしまいました。
まい子の家に届く桃を受け取らなければならないため、バタバタと支度をして鍵谷の家を出ます。

帰宅後無事に桃を受け取ったまい子は鍵谷への想いとともにデートや行為の余韻に浸ります。

ここからは感想です

いい感じのところでインターホンが鳴るあるある展開ですね。
そのままヤらず仕舞いでおあずけくらいがちですが、この2人は期待を裏切りません。

2度目、します。

またしてもブラでもたつく鍵谷さん相変わらずかわいい。
一晩じゃマスターできませんよね!

まだちょっとぎこちなさの残るところ、リアルな2回目っぽいですね。

そして家を出る前のチュー!
鍵谷さんリベンジ成功おめでとうございます!

当然のように電車が出るまで見送ってくれる鍵谷さん、優しいですね。

「かつて桃だったもの」という言い回し、好きです。
帰ってもずっと鍵谷さんのことを考えて頭を抱えてしまうまい子かわいいです。

【ネタバレ】多忙

まい子と原の参加するプロジェクトのリーダーをしていた大林が大手に転職することになり、同期の沢がリーダーを引き継ぐことに。
大きなプロジェクトのためお盆休み返上で働くことになってしまいます。

お盆休みは鍵谷と過ごす約束をしていたまい子。
彼氏ができたので休ませてくださいと言うわけにもいかず、多忙な日々が始まってしまいました。

そんなこんなで久しぶりに会える日ができた2人は、鍵谷が買ったドーナツをまい子の家で食べます。
甘い雰囲気になったものの、その日はまい子が生理のためゆっくりDVDを見て添い寝だけのお泊りデートとなりました。

イチャイチャしたくてもできずにもどかしい2人。
まい子は生理が終わっている来週の金曜日に会おうと提案し鍵谷も承諾。

鍵谷は来週金曜への期待を募らせつつ、ムラムラと眠れぬ夜を過ごしました。

そして迎えた金曜日。
仕事でトラブルが発生したまい子は泣く泣く約束キャンセルの連絡を鍵谷に入れます。

仕事だししょうがないと思いつつ、会えずにがっかりの鍵谷。

会う前に鍋セットを買っていたのもあり「自分は重い」「香坂さんは仕事がんばっているのにオレは忙しくない」「オレは何もない」と今の自分を省みます。

そして向かった先は書店の資格コーナー…

ここからは感想です

大林さんの転職先の推定年収を見たまい子の反応が完全に「私の年収、低すぎ…?」で懐かしくなりました。

電話や自撮りのシーンがぎこちなくて、かわいいです。
付き合いたての高校生を見ているよう。

まい子からのLINE見てほわほわしている鍵谷さん、なごみます。

駅のホームで久しぶりに会うまい子と一緒にいる鍵谷さんの笑顔、やばいです。
それを見た蓮が「好きな人の前だと あんな顔するんだ」と思ったのも納得です。

久々に会ってまい子の好物のドーナツ食べて、付き合い始めたことで素直な愛情表現ができるようになったところで、さーて3回目?と思ったら生理~~~
そういう展開もリアル。
良い意味で漫画っぽくないので妙に現実味があります。

個人的にキスした後まい子の顔に沿える鍵谷さんの手が優しくて悶絶しました。

つい先日まで童貞だった鍵谷さんの生理への知識の無さは仕方ありませんね。
でもそれを優しさでカバーできるのが鍵谷さん!

ひっつくまい子と耐える鍵谷さんラブラブかわいい!

そして迎えた金曜の約束。
まい子の仕事に阻まれてしまいました…

鍋も買って楽しみにしていましたよね…
そりゃがっかりですよね……

でも最後MOS試験の参考書を見る鍵谷さんで終わりました。
鍵谷さんの人生、公私ともに輝きだすのでは…?

輝くまで波乱はいくつも起こりそうですがね。

小平蓮の話

まい子の会社で派遣社員として働く小平蓮のお話です。

蓮の初登場回は3巻(19話)で、派遣初日に沢さんにオフィスを案内してもらっていた人です。
まい子にネイルを褒められ「全然男ウケしないんで 顔もブスだし」と初っ端から自虐かましていました。

そんな彼女の私生活とは…?

【ネタバレ】私ブスなのに

人を見た目で判断するのは良くないと頭ではわかっていながら、結局見た目は無視できない問題。

私はブスで男ウケも悪い。
私がイケメンを選んでも、イケメンは私を選んでくれない。

そう考える蓮は「ブスな自分でも選ばれるし選べる」マッチングアプリを使うようになりました。
マッチングアプリで出会って遊んだ男はその後が続かず、一回きりとなってしまうことに悩みながら――

今までマッチした人の中で今も唯一連絡が続いているのが、同じ音楽の趣味でつながったケイタ。
ケイタはイケメンとは言えない容姿のため、蓮は最初から恋愛対象として見ていませんでした。

趣味が合う男友達として食事や買い物をし、ケイタの家に泊まっても男女の関係になることはありません。

蓮がなぜ自分にまた連絡をくれたのかを問えば「一緒にいて楽しい人」と答えケイタ。
「またLINEするわ」の言葉にちょっと嬉しくなっている自分に気が付く蓮ですが、それはなぜなのかはまだわかっていない様子です。

ここからは感想です

なにかと卑屈な小平さん。
服装も音楽の趣味もかっこいいタイプです。

小平さんは卑屈ではありますが、好きなものを我慢したり自分を押し殺すことなく貫いているところがいいですね。

しかしルッキズムはセンシティブな問題。

まい子のことをナイトプール系と言っているのは笑いました。
でも鍵谷さんをいやらしい目で見るのはやめなさい。
…と思っていましたが、鍵谷とまい子が付き合っていることに一番早く気が付きましたね。

趣味の話で盛り上がれるのって、男女問わず貴重ですよね。

もっちゃりという表現がケイタにぴったりすぎる表現です。
個人的に、ケイタの寝顔はうちの息子(2歳)と重なります。

バブみ…

【ネタバレ】トウヤ

ある日マッチングアプリで好みのイケメン・トウヤを見つけた蓮。

ダメ元でしたがマッチできたので会ったところ顔が良いだけでなく蓮を「かわいい」と褒めてくれるなど好印象。

やや気になる部分はあるがいきなり体を求めずキスのみ、また連絡したいと言ってLINEを聞いてくるなどイケメンから嬉しいことばかりされてすっかりトウヤに惚れてしまった蓮でした。

ここからは感想です

引っかかっちゃいましたねー。
マッチングアプリの闇ですね。
登録すらしたことないのでイメージだけで言っていますが。

個人的にびっくりなのが、マッチして初めて会った男性とキス、多くの場合そのままヤるという貞操観念。
初体験のときはそれなりにびっくりしたようなので、麻痺してきちゃったのかもしれませんね。
いや、マッチングアプリを始めた時点ですでに麻痺してしまっていたのだろうか…

始めた時点では処女だったのだから、まい子の場合と比べてもだいぶ違いますね。
蓮の場合は処女に悩んで始めたわけではなく「偽らない自分のままで選び、選ばれたい」というきっかけかもしれませんが。

しかしトウヤ、タチが悪いですね。
初回は優しく無害なフリ。

嫌な予感しかしません…

ケイターーー!

「瓜を破る」7巻はルッキズムを考えさせられる小平の話が見どころ!

「瓜を破る」7巻のあらすじと感想を紹介しましたが、いかがでしたか?

鍵谷さんとまい子はめでたく恋人同士となりラブラブですが、仕事でなかなか会えないのは読者としても辛いですね。

蓮はケイタに居心地の良さを感じつつも、すっかりイケメンのとりこです。

その後の展開、ケイタとの関係が気になりますね!

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