コミックシーモアのランキングでいつも上位にいるこの作品、気になっている人は多いのではないでしょうか?
「瓜を破る」は30代なのに未だ処女であることがコンプレックスの主人公・香坂まい子が、社会で悩みながら行動し成長していくお話です。
まい子以外の人物にフォーカスしたエピソードも、誰もが心当たりがありそうなリアルなストーリーばかり!
「わかる!」「あるある~!」満載だけどグッと心に刺さるシーンもある読み応えある作品です。
完結はしておらず、最新話は週刊漫画TIMESにて連載中!
ドラマ化も決定した注目の女性マンガ。
この記事では、そんな「瓜を破る」4巻のあらすじと感想を紹介します。
立ち読み無料のサイトもあるので、気になったら試しに読んでみてくださいね。
「瓜を破る」4巻 作品情報
まずは基本情報です。
作者の板倉梓さんのX(元Twitter)では、メイキングやこぼれ話が見られるかも?
わたしの名前は「おかあさん」? 家族、仕事、趣味…どれも大事、だけど…。2歳の娘を保育園に預けて働く染井には、学生時代から続けている趣味がある。出産後、育休を経て職場復帰してから仕事や家事に忙殺される中で、つかの間、自分の趣味に時間を費やそうとするのだが…。母親になったことで周りの目の変化に戸惑う女性が敢闘する、現代の冒険譚。
出典:瓜を破る│漫画の殿堂・芳文社
注意 ここから先はネタバレも含まれるので未読の方はご注意ください。
鍵谷とまい子の話
初デートで行ったゲーセンで偶然再会した鍵谷とまい子。
まい子はたまらず逃げ帰ってしまいます。
事情を説明しようと鍵谷は後を追いかけ、再びまい子の家へ――
【ネタバレ】涙とキス
初期デートあるある 1/5 pic.twitter.com/kR9g1Sct4l
— 板倉 梓 (@wattstower) October 16, 2023
感情を表現することは問題解決につながらないと考えていた鍵谷。
それでも自分の過去をまい子に告げ、泣きながら感情を解放。
そしてキス。
後日、映画デートの約束をした二人。
デートの日までいろいろと考えを巡らせます。
キスした日のこと、今後のこと…
考えるうちにめんどくさく思えてきましたが、実際に会った瞬間その感情は相手への愛情に姿を変えます。
ここからは感想です
まだ離れたくないという気持ちがシンクロする鍵谷さんとまい子…
尊い!
そして声出ちゃう鍵谷さん童貞丸出し…
これは鍵谷さんだからかわいいやつです。
「このキスが終わっちゃうの…やだな」とか心理描写がいちいちエモくて最高ですね。
感想を書いているこっちまで照れてきてしまいます。
最後までは、まだしません。
じらしますね。だがそれがいい……!
そして、いってきますのキスの代わりにおててトンする鍵谷さんが実にかわいいです。
個人的に、まだ付き合っていないならキスよりこのくらい控えめな方が好きです。
そしてここでも言います手の大きさ!
まい子の華奢な手指と鍵谷さんのごつごつの手!
最高でございます!!
また、クラスの女子に話しかけられて困っている中学生鍵谷さんに既視感が。
学生時代のクラスメイトにこういう男子、いました。
私も同じく人見知りでおとなしい方だったので話しかけることはできませんでしたが、こういう男子に親近感を抱いていました。
私は好印象です。
なんなら女慣れしている男子の方が怖かったです…
味園美由紀の話
LINEのアイコンを頼りに、タイまで真を探しにきた味園。
無謀とも言える行動。
果たして真は見つかるのでしょうか?
【ネタバレ】再会
タイまで真を探しにきたもののいそうなところを片っ端から探しても見つからずに最終日となってしまいました。
最後の望みをかけて来た祭り。
諦めかけていたところ、真のLINEのアイコンが先ほど見た覚えのある景色に変わっていることに気付き、急いで戻ります。
しかしすぐには見つからず、夢中で真の名前を叫ぶ味園。
そんな姿を見た現地の子供が真を連れてきてくれました。
ついに真と再会。
その後お互いに謝罪し話し合い、無事関係を修復することができました。
ここからは感想です
味園さんの心の中のセリフにまで突っ込む小さい辻さん、本当にいいキャラしています。
外国人観光客に話しかけられたら親切にしようとか、順調に自身を省みることができている味園さん、ステキです。
諦めかけていたところでちゃんと真が見つかるところ、漫画だなあ~と思ってしまいましたが見つかってほっとしたのは間違いありません。
真に味園さんが叫んでいることを伝えてくれた現地の女の子、笑顔がとってもかわいいです。
板倉梓さんの絵、かわいらしくて優しくて好きです。
イライラしちゃったときは「これからちょっと怪物になります」って宣言してほしいと頼むの、真らしい感じで好きですね。
想像してほっこりしました。
真のことも辻のことも非常に的確に好みを把握している味園さんは、もともと人のことをよく理解できる人なのかなあと思いました。
仕事ができるのも、そういうことなんでしょうね。
サングラスかけて車でお迎えに来る辻さんが、それはもう、たいへんかっこよかったです。
「乗れよ」と言わんばかりの親指クイッ。惚れた。
普段キャピキャピしている分ギャップがすごいですね。
通常モードではぴえん🥺の絵文字が似合いすぎています。
気になるのは子供連れて味園さんと一緒に暮らす妄想を話す表情に一瞬曇りが見えたこと。
これは何かのフラグですね…
染井菜々の話
一児の母であり会社員でもある染井の話です。
仕事、家庭、趣味…
ワーママが抱える悩み、想像できない人はこれを読めばわかるはず。
ワーママは共感間違いなしのストーリーです。
【ネタバレ】お母さんやってる自分
子育てしながら趣味で漫画描いてる会社員が2年ぶりにコミティアに参加したら。1/6 pic.twitter.com/956ZFPT2vn
— 板倉 梓 (@wattstower) January 15, 2022
子育てとローン返済に忙しい日々を送っている染井は、2年ぶりに同人誌イベントに参加しました。
「好きな漫画を描く自分」よりも「会社員の自分」よりもどこへ行っても「お母さんやってる自分」として見なされることに疑問を抱きつつもイベントを楽しみます。
しかし、娘が体調を崩したので早く帰ってきてほしいと夫から電話が来ます。
イベント後の食事を断って帰宅しましたが、娘はすやすや。
翌朝、娘の体調は回復し保育園へ行ったものの午後に再発。
結局会社を早退してお迎えへ行くことに。
染井は周囲に迷惑をかけている自分に落ち込みます。
ここからは感想です
現役ワーキングマザーの私は染井さんのエピソードにひたすら共感していました。
会社員時代の私か?と思うほど。
子供を産んだ瞬間、どこに行っても急にママ扱い。良くも悪くも。
育児に積極的な夫だとしても、自分がやるより不十分で雑なところに不満。
まだまだ育児は母がメインという風潮。
子供の体調の不安定さに振り回される。
勤務中に保育園から電話が来ると顔面蒼白。
フォローを依頼するときの申し訳なさとやるせなさ。
子供の泣き声に精神を追い詰められる。
保育園行ってほしいなあと思ってしまう私は鬼なのだろうか。自己嫌悪。
ワーママあるあるフルコンボだドン。
ちなみに元カレの部分はあんまり共感できなかったかなあ。
このお話の落としどころ、どういう感じになるのか楽しみです。
「瓜を破る」4巻は盛り上がってきた鍵谷とまい子が見どころ!染井の話はワーママ必見
「瓜を破る」4巻のあらすじと感想を紹介しましたが、いかがでしたか?
鍵谷さんとまい子は徐々にエロい雰囲気が出てきて「いいぞもっとやれ」状態です。
味園さんの話は一旦完結ですね!
ハッピーエンドで安心しました!
個人的には染井さんの話がグッサリ刺さりました。
染井さんの話に共感できないワーママはいないと思います。
それぞれのキャラクターのサイドストーリーが増えてきて内容に厚みが出てきました。
鍵谷さんとまい子はいつ付き合うのか?まだじらすのか?
次巻が楽しみです!
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